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土井 健治
日本結晶学会誌, 27(4), p.239 - 252, 1985/00
変調構造と非晶質構造とを結ぶキイ・ワードとして、対称性の破れ、とフラストレーションの2つのあることを指摘した。この前者は、四次元のユークリッド空間、あるいは四次元の曲率を持った空間内に結晶群を拡張することにより、結晶性対称を持つ構造の延長としてとらえられることが示される。こうして変調構造におけるDewolfの理論、非晶質構造におけるSadocの模型の統一的な理解が行われる。非晶質構造の、いわゆるDRP模型の意義がこの見地から新たに見出される。このことが、非晶質固体よりのX線小角散乱について現在点発表されている実験結果を基にして論ぜられる。
飯泉 仁
日本結晶学会誌, 23, p.140 - 143, 1981/00
変調構造を統一的描像としてとらえるため、ゆらぎの凍結という観点を提唱してみた。例としてKSeO、CuAuII、Ti Oという異種の変調構造を考察し、この考え方が、単に統一像を作る上だけでなく、夫々の物質で起っている相転移過程、構造の起源を考える上でも有用であることを示した。